私は、19年前より幼児、小学生に関わる仕事をしてきました。

幼児教育に携わった当初は、主に幼児の担任をしながら、健常児、障害児の幼児教室の担当も

同時に行ってきました。それから副園長、園長になり、最終的には分園も含め3園の園長となり、

現場に出たり、裏方となったりと保育に携わってきました。

また同時に、１１年前より『わくわく創造アトリエ広島西プレイルーム』の責任者として、

ずっとわくわく創造アトリエに携わってまいりました。

この19年間で、やはり自分には子どもと関わる仕事が何よりも楽しく、また充実感があり、

自分の能力を発揮できる場だと確信しました。

また、わくわく創造アトリエという仕事の中で、子どもの１人ひとりの個性の素晴らしさや、

無限の可能性を実感してきました。

わくわく創造アトリエの教育方針の中で大事にしている１つとして、『教えない事』があります。

大人に口うるさく言われるから、子どもはどんどん萎縮してしまい、自信がなくなってしまいます。

実は私自身が絵を描いたり、ものを作ったりする事がとても苦手で、自信がありませんでした。

しかし、このわくわく創造アトリエの講師資格を取得するために、協会本部での実習を受けたとき、

和久先生やスタッフの方から、私の作品や表現をたくさん褒めていただいたのです！

表には出しませんでしたが、心の中では、『エッ！ほんと！嬉しい！』と、

何とも言えない高揚感と充実感があった事を、今でも覚えています。

そして、褒めることなら自分でもできる！

子ども達に私のような過去を背負わせたくない！

子どもたちみんなに、『自分は自分でいい！素晴らしい可能性がある！』と思ってもらいたい！

その願いを、人生のライフワークにしたいと思いプレイルームを開設しました。