12月3回目のテーマは『四角』で、“料理活動”を行いました。
今回の活動も、子どもの成長とは『経験』であるという事が実感できた活動でした。
アトリエの料理活動でポピュラーな行程に、『小麦粉の生地を手でこねる作業』があります。
今回はかぼちゃクッキーを作ったのですが、かぼちゃと小麦粉を最初にしっかり混ぜないで
いきなり手で混ぜるとベタベタくっついてどんどん難しくなってしまいます。
その加減って、やってみないと分からない感覚が必要なんです。
小さな頃からアトリエに来ている子は、先生から指示がなくても自分で進めていきます。
当然ながら、初めてする子は加減がわからずベトベトになりどうしていいかわからない感じになっていました。
『経験』は、言葉では言い表せない感覚が身に着きます。
そんな事がこれから生きていく中でたくさん出てくるとても大切なものです。
脳が育つ10歳までに、たくさんの『経験』を積み、
豊かな感覚を身に着けた大人になってほしいと願っています。