今回大切にしたことは、『色』です。
『色』の中には、他の色を混ぜても作りだすことができない色があります。
それが、「三原色」と呼ばれている「赤」「青」「黄」です。
(他に、白、黒もあります。)
そして、この「三原色」を混ぜると、「橙」「紫」「緑」ができます。
この6色を『基本の六色』といい、右記のように並べて、『循環色』と呼ばれています。
そして、矢印で示した2色は、『補色対比』といわれ、
お互いが引き立て合い、とても相性が良い色です。
(黄⇔紫、赤⇔緑、青⇔橙)
なので、バスケットや野球などのロゴマークなどによく使用される2色なのです。(NBAのレイカーズやMLBのメッツなど)
しかし、デメリットは主張し合う色同士なので、混ぜるととても汚くなってしまいます。
今回は彩色の際に、この『補色対比』の色を使うことで、
三角柱を構成する三角形の部分と四角形の部分をしっかり認識できる事と、対比する色の美しさを感じる事を大切にしました。
小さい頃から、サッカーをたくさんしている子はサッカーが上手くなりますし、
ピアノにたくさん触れている子は、ピアノが上手になるのと同じように、
色にたくさん触れて、感じている子は、色彩感覚が当然高くなっていきます。
今回は、形と色の面白さをたくさん感じた活動となりました。