先日は、和久先生をお招きしての講演会がありました。
たくさんのご参加、ありがとうございました。
僕自身たくさんのことを学びなおすことができましたし、
ご参加された方からも、喜びの声をたくさんいただきました。
さて、10月3回目のテーマは『球』、活動は『彫塑(ちょうそ)』を行いました。
子ども達もそうですが、僕自身もアトリエ12年目で初めての活動でした!
初めての事って不安もありますが、最近は期待の方が勝っていることが多いです。
今回も、『子ども達ってどんなのつくるんだろう?』というワクワクした期待の方が大きかったです。
それに、講演会に来られた時に和久先生に彫塑のポイントをお聞きすることができていたので、
万全の準備で活動に臨めました。
そして活動が始まり、子ども達が作っていく作品を見て、
『やっぱりすごいな!』 『へぇ~、そんな感じで仕上げていくんだ!』
とワクワクがどんどん増していきました。
じっくりと集中して紙粘土を貼りつけ粘土ベラで削り丁寧に絵具を塗っていき、
1つのものを丁寧に作っていく子。
とても嬉しそうに眼を輝かせて何個も何個も作っていき、1時間30分で5個も完成させた子。
子ども達みんなの姿を見て言える事は、
『ワクワクしている事』
『自分で考えて、自分の作品を作り上げている事』
最近頭の中でずっと考えている永遠のテーマとして、
『子どもにとって必要な力をつける教育って何?』 という事があります。
これからの社会において、言われたことしかやらない(できない)人は、
コンピューターに仕事を奪われてしまうでしょう。
『この人にしかできない事』
『この人だから任せる仕事』
ができる人物が、これからの人生を楽しめる人だと思います。
アトリエは、自分で楽しいことを発見し、工夫して積極的に物事に取り組む、
そんな力を育める場にしていきたいと思っています。