9月1週目のテーマは『点、線、面』で、
『穴あけポンチの版画活動』をしました。
今回特に感じたことが、
『子どもは、経験することでどんどん能力が開発される。』という事でした。
最初はハンマーを怖がっている子や、
自分の手をたたいてばかりで上手くできない子達も、
すぐに手を貸すのではなく、しばらく様子を見ていると、
だんだん慣れてきて怖くなくなってきたり、
思ったところにハンマーが当たるようになってきたりして、
最後には、小さな親子クラス以外はみんな自分の力で穴をあけられるようになっていきました。
脳の細胞と細胞を結ぶ電気回路(シナプスといいます)は、
6歳までに80%、10歳までで残りの20%が出来あがり、
ネットワークはそこで完成されるといいます。
10歳以降は、それ以上の回路は形成されないので、それまでに完成した回路を使う事しかできません。
10歳まででどんな体験をするのか?
それによって将来の子どもの可能性が変わっていきます。
今通ってくれている子ども達が社会人になり、
『アトリエの活動は忘れられない!
あの時やったことが仕事に、遊びに、生活に生きてるよ!』
そんな風に思ってもらえる活動を常にしていきたいと思います。