先日、アトリエ活動が終わり片付けをしていると携帯のメッセンジャーから通知があり
ふと見てみると、
11年前の広島西プレイルームがオープンした当初から3年間通ってくださった方から
以下のメールが届きました。
『田上先生、ご無沙汰しております。
わくわくアトリエに通わせて頂いていた時を懐かしく思います。
U(名前)も高校3年生になりました…
明日は就職試験の面接です❗(先日、筆記試験を終えました。)
アトリエの作品は、今でも我が家のあちこちに飾られています
和室にはUの作品コーナーがあるのですよ!
また、いつかお会いできるのを楽しみにしております❗』
実は、このU君は当時小学1年生で、図工の時間になったら涙が出てしまって
絵が描けなくなってしまい、親子共にとても悩んでおられました。
そんな中うちのプレイルームを見つけて下さり、
片道50kmもある道のりを通ってくださいました。
最初は泣いて部屋に入れなかったりしたこともありましたが、
安心したU君は、元来の素晴らしいセンスを発揮して
どんどん素敵な作品を作り出していきました。
そして、小学校も何の問題もなく生活できるようになられました。
添付されていた、作品を飾ってある写真がこれです。
このメールの後に、
『あの時、Uを全力で励ましてくださり感謝しています』
という言葉をいただき、泣きました。
お母さまをフェイスブックではお見掛けしていたのですが、
覚えてくれていないかなと申請もせずにいたけど、
U君の事はずっと気になっていました。
お母さまの方からご連絡いただき、作品を大切に飾ってくださっている事、
大切な心の支えの1つになれていた事が、本当に嬉しかったです!
就職試験も無事に内定をもらえたそうで、本当に良かったです。
(ちなみにU君がアトリエで楽しかった事は、積み木と料理らしいです(^^)
いつまでも、子ども達の心に残り、一生の宝物になるような活動になるよう
これからも頑張っていきたいと思います。