1月2回目のテーマは『三角』で、
全クラス“紙粘土のモザイク活動”を行いました。
導入活動のモザイク遊びでは、
正三角形、ひし形、等脚台形、鈍角二等辺三角形、直角三角形、正六角形の
関係性を遊びの中で学んでいきました。
『なるほど!』『わかった!』と、声に出して発見を表す子もいて、
幾何の規則性を理解していく様子が、見ていてハッキリわかるほどでした。
紙粘土の活動では、こんなエピソードがありました。
小学3年生のMちゃんは、クラスのお友達が急にお休みになり、
たった1人になってしまいました。
大きな台紙を埋めていくにはMちゃんと僕では大きすぎるかと思いましたが、
『すごーい!これめちゃ気持ちいい!楽しー!』
と、どんどん作っていき、1時間かけてすべて埋め尽くしました(^^)
Mちゃんだけでなく、どの子も本当に楽しそうでした。
色が混ざる不思議さ、絵具と紙粘土の感覚など、
子どもがわくわくする要素がたくさん詰まっているのだということを、
子どもの様子を見て改めて感じました。
ドロドロ、ぬるぬるなどの感覚遊びは、発達の中でとても大切な活動です。
いろいろな感覚を受け入れるという事は、初めての場所、人、取り組みを
受け入れる事ができるようになるので、場所見知り、人見知りなどを改善するのに有効だといわれています。
遊びの中で、発達していくような活動をたくさんしていきたいと思います。