この活動はわくわく創造アトリエでの最も基本的な遊びなのですが、
2歳から中学生まで楽しむ姿を見ていると、
やはり大切で素晴らしい活動なのだと改めて思いました。
素敵な作品ができたクラスもありましたし、
作品はさておきダイナミックな絵の具遊びで楽しんだ
クラスもありました。
特に今回印象的だったのは10月から入会して
今回の活動が初めてだった小学1年生の女の子Kちゃんでした。
Kちゃんはとっても優しい子です。
活動が始まり、ママボールで遊んでいると1人の子が
僕に笑いながらママボールをぶつけるのを見て、
最初は『先生にそんなことしていいの?!』
という顔をしていましたが、みんなが楽しくやっているのを見て、
『そっか、いいんだ!!』みたいな表情になり、笑顔で僕にぶつけて(?)くれました(笑)
アトリエでは、先生と子どもは対等な存在で、一緒になって楽しみ、遊びます。
和久先生は、指導者や親は子どもから学び、
子どもと共に育つという意味で“共育”という言葉を使われます。
その後、ママボールのスタンピングをしていったのですが、
どんどんダイナミックになり、最後は画用紙の上に直接絵の具を出して遊びました。
『こんなこと今までしたことない!楽し~!!』と言いながら絵の具の海で
泳ぐようにして、画用紙の上をゴロゴロ転がっていました。
今回の活動では、小学生が一番キラキラした目で楽しんでいました。
学校に行くと、絵の具でダイナミックに遊ぶなんてしないですよね。
でも、子どもはこんな遊びを求めているんですね。
子どもの心を満たす活動を求めて、これからもアトリエ活動をしていきたいと思います。