9月2回目のテーマは『点、線、面』で、
全クラス『タコ糸の描画活動』をしました。
和久先生は、
『偶然性の美は、人間が作り出す必然性の美には到底かなわない
美しさがある。
偶然性の美に人間が作り出す必然性の美を調和させると、
素晴らしい作品ができるんだよ』と言われています。
今回はまさにそんな活動でした。
タコ糸という思い通りにならない素材=偶然性と、
自分が着色をする=必然性が調和し、素晴らしい作品になりました。
今回も子どもからたくさん新しいことを教えてもらいました。
2枚目を重ねる時、偶然何度も重ね直してしまい、それがとてもきれいなズレができて深みになり、
作品がとても素敵になりました。(僕が子ども達に伝えた事は、ずらさない方法でした。)
また、2枚目の作品で色を塗る時、線で囲まれた部分だけ塗るという僕の思いとは裏腹に、
全面塗りつくした子がいたのですが、それがまたとてもきれいでした。
自分の思いよりもはるかに超えた作品がどんどん生まれてきて、改めて自分の了見の狭さと、
子どもを受け入れるということの大切さを学びました。