5月のテーマは『円柱』で、
1回目は親子クラスは“レリーフ絵画”、幼児小学生クラスは“絵画活動”を楽しみました。
絵画が初めてのお子さんも多かった中、やっぱり子どもの才能って素晴らしい!
と思う作品がいっぱいできました。
初めて描いた3歳のT君は、1つの野菜を丁寧に点を集めるようにして1時間近く塗っていきました。
また、年長のK君は、最初はとても自信がなく、
『見ないで!あっち行って!』と、自分の絵を見られることがとても恥ずかしそうでしたが、
『自分が描きたいように描いたらいいよ』『すごい!いいじゃん!』と、
全てを認めていくと、安心して絵を見せてくれるようになり、
サボテンに思い思いの色をつけて抽象画家の巨匠のような作品ができました。
でもそんなK君も、途中で疲れたので、少し手伝ってあげたり声をかけてあげたりはしました。
子どもを信じて待つことも大事ですが、放任(=ほっぽらかし)とは全く違います。
よく、『手はかけず、目をかける』といいますが、本当に困った時にちゃんと助けてあげるためには、
よく見ておかないとできないですよね。自分でやりきることも大切ですが、
大人だって『100mを10秒で走れ!お前ならできる!』って言われても無理ですよね。
その子が限界を超えているのか、頑張ればできるのかをよく見て判断していくことが指導者の仕事で、
自分もそうなりたいですし、親御さんもそれを意識してみて下さい。