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木っ端のオブジェ作り

8月2回目のテーマは『複合』で、親子クラスは“木っ端のおもちゃ”

幼児・小学生クラスは“木っ端の塔”を作りました。

親子クラスは、棒を土台につけ穴をあけた様々な形の木っ端を

差し込んでいくおもちゃを作りました。

心棒に差し込むことで、積み木遊びで積んでいく時にはありえない積み方ができ、

自然の摂理に反した意外性のあるシルエットが現れました。

おうちでも何度も組み合わせを変えてシルエットを楽しむことができる、

 

素敵なおもちゃ(オブジェ)が出来ました。

幼児・小学生クラスは、ベニヤ板を5段重ねてメルヘンな塔を作りました。

そんな中、年長さんの男の子T君がとても成長した姿を見せてくれました。

T君は、モノづくりが好きというよりもボールを転がす活動が大好きで、

制作後は必ずボール遊びをしてその日が終了しないと納得しないほどでした。

(少なくとも僕はそう思っていました。)

今回の活動は、裏表、柱、側面、そして5枚と、表面積がとても広く、

子どもにとっては結構大変で、小学生でも1時間半丸々かかってしまうほどです。

T君のクラスはT君以外は年少さんだったので、

先生がなかなかT君のお手伝いが出来なかったのですが、

『僕は大丈夫!自分でやる!』と言って、最後まで自分でやり切りました。

1地番年上だという自覚やプライド、先生やほかの子への思いやりなど色々な要因があると思いますが、

環境さえあればやり切る力はみんな持っているんだという事に気づき、

とても感動しました。

 

そんなドラマが1人ひとりの作品にいっぱい詰まった活動でした。